マスケットインク 緑の森の中の一本の白樺の木。その白い木肌を除いた森を塗りたいとき、流れに任せて一気に塗りたいときがあります。しかし白樺の白い木肌部分はきれいに塗り残したい。繊細な部分なので汚したくありません。青い空の雲。水もに浮かぶ小舟。雪のかぶった屋根。こういう場合がいろいろあります。こういうときに便利なのがマスケットインクです。白く塗り残したい部分に塗る。乾いたら色を塗る。固まったインクを剥がす。特別むずかしくはありません。水彩画の場合、白は塗り残しを利用すると大変美しく描けます。 |
ミツワ・マスケットインク(白ヌキインキ)
製法特許496906
マスケットは、デザイン、イラスト、レタリングを白ヌキしたり、マスキングをするのに便利なインキです。普通のインキ同様、筆やペン、鳥口につけてそのまま描くことができます。
容量:45ml
剥がすためのラバークリーナーが少しだけ付きます。左画像の白い細長いテープのようなものがそれです。
サイズ:Φ5×h4.8cm
マスケットインク 使用方法 |
1.イラストやレタリングの白ヌキ(マスク)したい部分に、マスケットを筆やペンにつけてそのまま描きます。 2.マスケットが乾いたら、上から好みの色(ポスターカラー・カラーインキ等)を塗ります。 3.色が完全に乾いたら、マスケットをミツワ・ラバークリーナーで軽くこする様にして取り除きます。 4.好みの色の上に、イラストやレタリングが白ヌキされて浮き出てきます。他の地色をマスクしたり、ヌク時も、同じ要領でできます。 |
注意:筆を使用する場合は、あらかじめ石ケン水につけておき、使用後は直ちに石鹸水で洗浄するようにして下さい。使用する際、筆の水分をふき取って下さい。 筆洗いの液も販売されていますが、石鹸水で十分です。使い終わったらきれいに洗ってください。 筆は傷みやすいですので、良い筆は使わないでください。色を塗るふでと分けて使うことが大事です。 長期間保存しますと、固まって使用できなくなります。 他注意事項は説明書参照。 |
マスケットインクを実際使ってみる |
1.下書きをします。 | 2.白く塗り残した部分に マスケットインクを塗ります。 |
3.マスケットインクを塗りおえましたら、乾くまで待ってください。 |
4.塗り残したい部分は 気にせず上から 色を塗ります。 |
5.乾いたらラバークリーナーで 上から押さえそして 引き上げるようにして 固まったインクを取ります。 |
6.最後に白く塗り残した部分に 書き込みを入れます。 (ピグマペンを使用) |
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