ここに展示の画材は毛筆の専門メーカー「あかしや」さんが 開発した、水彩画を描くための毛筆ペンです。あかしやさんは創業・西暦1655年、会社設立・大正元年。歴史ある筆の文化を継承し、高品質の筆を作り続けている、書道用筆、画筆のメーカーさんです。 穂先は手作りで丹念に製作され、描き味にこだわった本造りの毛筆です。弾力に富んだ人造毛(特殊せんい)を使い、筆職人による手造りの工程で1本ずつ丹念に造筆しました。タッチの心地良さを感じて頂けるものと思います。さらに発色のよい水性染料インクを使用。表現力が広がります。水彩画、イラスト、絵手紙に。写経などにも。 |
こちらも展示してございます。 「あかしや 水彩毛筆 彩 20色セット」・・・日本の伝統色20色のセットです。鮮やかな色も多く含みます。2007年ステーショナリーオブザイヤーデザイン部門優秀賞を受賞。 |
深みのある日本の伝統色5色セット 墨色・・・灰色がかった黒。墨染めとも呼ばれ、書道の墨が名前の由来。 青墨・・・墨色の薄いもので、青みを感じる色。 水浅葱・・・薄い浅葱。浅葱は葱の青みの色で、藍染の中の浅い色という意味。 千歳緑・・・常緑の松の緑をさし、吉祥的な意味を持つことから、おめでたい名称がつけられた。 檜皮色・・・黒っぽい赤褐色を指す。檜の表皮を取り去った後の皮の色が名前の由来。 |
彩 ThinLINE 5色セット 「あかしや 水彩毛筆 彩」と組み合わせてお使い頂けます。 1本サイズ:径8×長さ167mm ケースサイズ:45×170×10mm |
▼単品販売もしております。
彩・水彩毛筆 その多彩な表現力 注:「水彩毛筆 彩 20色セット」も使用しています。 |
水でぼかす。 「彩」で直接色を塗った後、水を含ませた筆でなすっています。 水を含んだ部分がにじみます。 |
紙を湿らせ、にじませる。 紙に水を含ませ、乾く前に「彩」で色を塗ると全体的ににじみがでます。 |
混色。色を作る。 パレットに色を塗り、水を加えます。そこへ別の色を加え混ぜて、別の色を作ります。 パレットは梅皿 |
グラデーションを作る。 異なる2色を間隔をあけて塗ります。乾く前に水を含ませた筆で色と色の間をなぞり、2色をつなげます。グラデーションが作れます。 |
濃淡を表現。穂先に水をつける。 穂先に水をつけ、水を含んだ状態で紙に塗ると、濃淡が表現できます。含ませる水の量、紙質で表現が異なります。 |
他の画材と組み合わせる。▼ピグマペンと。 くっきりした線を取り入れた水彩画を描きたい場合は、耐水性のあるペンを使います。(ピグマペンは耐水性です。ただし乾いてから色をつけます。) |
毛筆の良さを活かして。 毛筆の活かした線を描く。また文字にもお奨めです。 |
ご注意: ・彩に使われている水性染料インクは乾いた後でも、水がつくとにじみます。また2色の重ね塗りはできません。 (絵が完成した後に、色が落ちないよう保護するための定着液が展示してございます。▼フィクサチーフ ) ・ここに展示の水彩毛筆は、使ってみて、色が濃いと感じることがあるかもしれませんが、これは水を使うことを考慮して調整されているためです。(水を使い濃淡をだすのに▼梅皿とても便利です。) |
彩 ThinLINE 5色セットで描いています。 |