いろえんぴつ/水彩色鉛筆・・・水彩画への誘い
 


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▲水彩色鉛筆とは

■水彩色鉛筆を使う 1

■水彩色鉛筆を使う 2

■水彩色鉛筆を使う 3

●水彩色鉛筆で水彩画を描く 1

●水彩色鉛筆で水彩画を描く 2

●水彩色鉛筆で水彩画を描く 3

●水彩色鉛筆で水彩画を描く 4

●水彩色鉛筆で水彩画を描く 5

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水彩色鉛筆を使う 3


水彩色鉛筆のいろいろな使い方。

●単色を水の付いた筆でなする。
●水彩色鉛筆で2色以上重ね描きして、水で濡らし混色する。単色にはない色を作り出すことができます。
●一度色を塗り、乾いた時点で、別の色を重ね塗りする。最初に色を塗り、水で濡らして乾いてから、別の色を塗ります。初めに塗った色が透けて見えて、水彩画らしい、透明感のある柔らかい色合いになります。
下記の絵は鉛筆と水彩色鉛筆を使い描きました。家にあったお酒のビンを描いたのですが、特別丁寧に描こうと思ったわけでなく、サーッと描くうちに、ビンの中に入っているアルコールの液体が、ガラスで屈折したり、ビンの向こう側から写り込むものに影響受けたり、底の液体が入らない部分の光など色合いが面白いと思いました。それで色鉛筆の暖色系を何本かそろえて、色を重ねたり、影を付けたりして表現しました。

水彩色鉛筆は水彩画の表現ができます。影は最初黒で薄く塗り、その上から液体をイメージする色を塗って重ね書きしました。また光や色の濃淡も別の暖色系の色を重ねて表現しています。にじみも自然な感じが活かせるので、利用してみてください。
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●紙を濡らしてその上から水彩色鉛筆で描く。
●芯を濡らして描く。
これらは強い線。色を表現できます。 
子犬の目と鼻に意識がいきます。かわいい人なつこい犬に描く大事なポイントと思います。毛などの細かな描写はかなり省いています。でも目と鼻はかなり注意して描きました。
全体を描いてから、最後に目と鼻の部分に、鉛筆の先を濡らして、書き込みを入れています。
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●鉛筆の芯を粉状にして、紙に指やテッシュですり込む。
細かい目のヤスリで芯を粉状にして紙にすり込みます。淡い柔らかい感じの表現ができます。
また芯をカッターナイフで細かく削ってもできます。
朝顔を水彩画的に描いて、その周りに粉状にした鉛筆の芯を指につけ、擦りつけています。その後ティッシュでこすり均一になるように延ばしました。淡い感じに仕上がっています。

▼描き方のご説明

色鉛筆を水に溶かし、水彩画と同じ技法で描けます。
スタッフ自己紹介のページのウェブマスターの自画像です。といってもマンガチックですが。これは鉛筆の芯をカッターで削り、水に溶いて水彩絵の具と同じに筆で塗りました。芯をそのまま水に溶いても使っています。
▼描き方のご説明

●通常の色鉛筆として使う。
水を使わず描くことももちろんできます。水彩画的に描いた上に通常の色鉛筆としてのはっきりしたタッチを上書きして、絵にメリハリを与えることもできます。細かなところを、通常の色鉛筆の使い方で書き込みをいれ、細かな表現を施します。
点画やハッチングなど従来の色鉛筆の技法を生かします。
右の絵は水を使ってはいますが、鉛筆の線、タッチが強く残っています。また筆圧が比較的強く、濃い色を使っています。
ハッチングも使用しています。
その他として
●鉛筆で描いた後、霧吹きで水を拭きかけます。意外な表現ができます。

水彩色鉛筆は、簡単な道具ですが、いろいろな表現ができます。絵はどんな方法で描いてもかまいません。また描くうちにいろいろな発見があると思います。いろいろお試しになってください。