いろえんぴつ/水彩色鉛筆・・・水彩画への誘い
 


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●水彩色鉛筆で水彩画を描く 1

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水彩色鉛筆で水彩画を描く 4


風景画を描く「筑波山と砂沼」
弊社、EC事業部から5分ぐらいのところに砂沼公園があります。また名峰筑波山は車で30分くらい。今回は砂沼湖畔から筑波山をみた風景を描きました。水面そして、木々、遠くみえる山。特に前回(このページの下に掲載)水面がうまく描けず再挑戦です。
いろいろ歩き回り、自分のテーマーにあった場所を探しました。 


下書きは5分くらいで描きました。とってもおおざっぱな単純な線。
山も木々も水面もどちらかというと色を塗ることでその感じを表現しようと思いました。
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空は平筆でグラデーションになるようにサーッと塗りました。上空を濃く、下に行くにしたがって薄くしたつもりです。その色が山にもかかっています。気にしないで塗りました。また水面は空より濃いめの色で、やはり平筆でサーッと水平に塗りました。
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木々は暗めの緑。低い木立は黄色。山は薄紫系。橋脚はクリーム。どれもあっさりと薄い色で塗っています。後で重ね塗りなどしますので、薄く塗ります。
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山はよく見ると稜線や谷の部分など色合いが違います。同じ色でその部分を乾いた後再度塗ります。同じ色の重ね塗りです。木々も同じ色を乾いた後、3回ほど部分的に塗り、同じ色の重ね塗りにして奥行きを出しました。そして最後に黒を加えました。
水面の影の部分は始めに塗った色より濃い同系色で、向きを変え垂直に筆を運び塗りました。
方向を変えることでも十分に影と水面の領域の区分を表せるものです。
奥の木々に赤を加えています。
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橋脚の水面への写り込み、街頭の写り込みを加えます。

完成です。

よく見ると、実際の風景とあまり似てないと思います。でも自分のイメージとして頭の中に描いたものになんとか近づけたと思っています。
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この上に掲載の絵を描く前に描いた絵です。水面も枝もうまく描けずがっかりした絵です。
 一度、波の立っていない静かな水面を描きたいと思っていたので、今回挑戦してみました。それで結果は.....自分の頭で描いていたイメージとは、もうかなりかけ離れていて、惨敗。まだ自分の技術ではとても無理と変に納得した次第です。でも写真も撮ったし、「こうすればうまくいくよ」と、ある意味でたたき台にでもなってくれたらということで、掲載してみました。皆さんならどう描きます?


描いてみてすぐに気づいたのですが、なんか上手そうに描ける題材ではありません。葉っぱは丹念に描いてはうっとうしいし、かといっておおざっぱ過ぎると何を描いているか解らないし。水面は変化がないし。でも描き上げよう。
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全体を見て、とりあえず影の黒い部分の色を決め付けようと始めたのですが、後から考えて緑の薄い色合いから濃い緑、そして黒へ順番に重ねるように、色づけした方が良かったと後悔しました。
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水面は右の4色ほどの色合いを縦ににじむように、塗りました。実際は空を鏡のように写しているので、こんな感じではないのですが、それではつまらないと思った分けです。ビルは省略しました。
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木や葉の黒い影の部分はなにかちょっと幻想的で、省略したくありません。その黒い部分と淡い緑の対比が頭では描けたのですが、筆を持つと表せません。水面に映る影が、池の表面を表す大事な要素なのですが、なんか安ぽい。ということで、今度描くときはもっと上手に描きます!
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